シャトーペトラ

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PHOTO DIARY
写メ日記

素顔が見られる、女の子投稿型フォトダイアリー。

シャトーペトラ
ひばり
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ひばりの写メ日記|シャトーペトラ 吉原大衆店ソープ

2025.10.11 06:00
社畜Kの心のせせらぎ編

3: 花の顔(かんばせ)

 名前を呼ばれるまでのこの時間が、短い筈なのに長く感じてしまう。

今か今かと待つ、この心境はまるでコンサートや舞台劇の幕が上がるのを待っているかのようだった。

 そんな思いが届いたのか頭上から声が降ってきた。

Kさん、大変お待たせ致しました。姫さんの所までご案内致しますね。」

 その声と共に立ち上がれば、竹谷さんの後ろを着いて歩き出す。

 やっとだ。何ヶ月も彼女と時間を過ごす為にキツイ業務やパワハラのハゲ茶瓶(ちゃびん)上司に負けじと耐え抜いたのだ。

 今日までそれを乗り越えて、苦労してきた甲斐が報われるんだ。と心が弾(はず)む。

少し歩いた先に案内を促(うなが)された俺は、曲がり角で待つ『一輪の花』の顔(かんばせ)に心を奪われる。

Kさん、お久しぶりだね。逢いたかったよ。」

"桜さん"、俺もずっと逢いたかった。」

4: 泡沫(うたかた)

 案内された部屋に足を踏み入()れば、すかさず桜さんの手によって瞬(またた)く間に服が剥がされる。

 "剥がされる"と言っても乱雑にではなく、彼女の細い指から感じる暖かさはカサついた俺の肌に触れる度に身体がピクリと反応してしまう。

 優しくゆっくりと撫でる、その手つきはくすぐったさを感じるが徐々に俺の緊張が解れていくのが分かる。

…Kさん。今日も、シャワーから浴びる?このまま続けても良いなら、さくらは久しぶりのKさんを感じたいなぁ。」

「今日も、"仕事終わり"からここに来たのでシャワーをお願いしたいかな。」

「ふふ。じゃあ、シャワーを浴びようか。こっち来て。」

 誘われるがままに彼女に手を引かれて、浴室に入る。

桜さんは手際のいい動きでボディーソープに泡を作り始めてから俺の肌に泡をつけ始めた。

服を脱がす時と同じ、優しい手つきで俺に触れてくれば自ずと反応してしまう。

 滑りが良くなったその指先が流れるように、いやらしく撫ぜる。

 彼女の笑顔を見ながら俺は僅かにそそり立つ"ソレ"を感じ取りながら、柔らかいその細い手が触れる度に自分が纏う雰囲気に欲が濡れ始めた。

 それに桜さんは気づいたのか、大きい瞳を隠すように両の目を細めて俺と目線を合わせる。

「まだだよ。ベッドに入ってから、ね。」

 その言葉を皮切りにゆっくりとゼリーの様なぷるりとした唇を近づけて、カサついて慣れ親しんだ俺の唇を塞いだ。


次回へ続く


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