2024.11.12 11:54
憧れの地でなにをする?
田舎で暮らしていた時には
東京はテレビの中の世界で
自分とは無縁の地だと思っていました。
でも、育っていくうちに
上のきょうだいたちが実家を出て
あちこちに住むようになって
自分にもチャンスが来たと思いましたね。
ふゆきの母親は
『私は末っ子だったから
母親を置いて家を出られなかった』と
ことあるごとに嘆いていましたが
ふゆきは違う。
憧れを憧れのままでは
終わらせたくなかったのです。
ふゆきの田舎はどういうわけか
関東全域を『東京』と称することが
よくあって、
群馬だろうが大宮だろうが横浜だろうが
おばあちゃん達は全て『東京』と
言っていました。
なのでふゆきが最初に群馬に住んだ時も
『ふうこは東京さ行った』と
言われていました。
群馬は東京じゃないっちゅーの!!!
話は逸れましたが
昔のふゆきは野望がたくさんあって、
マンションの高層階に住みたい。
最先端のファッションを着こなしたい。
流行りの高いバッグや小物を身に付けたい。
カッコいい男性にモテたい。
高級外車でデートしたい。
夜景の見えるレストランで
プロポーズされたい。etc、、、
という、
とにかく絵に描いたような
バブル時代のOLが憧れるような
そんな発想でアタマがいっぱいでした。
東京に行けば誰もがそうなれるのだと
半分思っていましたし、、、笑っ。
で、今現在
どうなったのかというと
住んでいる場所は確かに東京で、
とりあえずプロポーズ以外の
ひと通りの経験はしましたが
それは単にしてみたかったことであって
し続けたいことではないことに
気が付きました。。
なので、毎日していることは
田舎にいる時と何も変わりません。
それにこれがとても落ち着く。。笑っ。
今は逆に田舎の庭付き一軒家が
非常に魅力的に思えます。
無いものねだりとはこういうことを
いうのかな???
結局ふゆきは一体何をしたいのか
自分でもまだよく分かっていないのかも。