生きろ…
ソナタハウツクシイ
これは、私の大好きな「もののけ姫」の一場面。
主人公アシタカが、サンに剣を喉に当てられながら放った言の葉。
一見、告白に似た言葉だが、状況が状況だけに、それだけではない事が含まれている。
曇りヒイ様(呪詛師?)の言う、アシタカの「曇りのない眼」で判断した、サンの自身の芯を裏切らない真っ直ぐさに惹かれ一言。
この瞬間サンは、自身を認められた事におののいたのだろう。親に生け贄のように差し出された赤子のころからモロの君(犬神)に「お前は醜い」(愛情はあるが人間だからと言う意味)と育てられたのだ。
ソナタハウツクシイの前の下りに、「死など怖いものか!人間を追い払うためなら命などいらぬ」とサンはアシタカに吐き捨てた。
私は思います。
親に生け贄に放られ人間は醜いと育てられたら、そりゃ自分も人間だから、死ぬのも怖くないわなぁ、と。
でも、アシタカの告白に近い、イキロソナタハウツクシイで、サンの何かに触れたのだろうな。
言葉とはコトノハとも言う。
言葉一つで人は傷つき、悲しみ、そして癒やされる…。
本日は、私の包み癒す言葉を呑み込んだ身体が、紡ぎ放つ快楽のひとときに身を委ねてみませんか?
プレジデントクラブの片隅で貴方様をお待ち申し上げます(*´`*)
白瀧()